採光性や通風性の良い「オープン階段」

オープン階段で開放感溢れる住空間の演出!

注文住宅を建てる際に、オープン階段を使った空間設計を行うケースが増えています。蹴込み板がないオープン階段は、別名スケルトン階段とも呼ばれ、おしゃれな印象と開放感を室内空間に齎してくれます。狭い敷地に家を造る際には、オープン階段が持つ開放性は閉塞感を打ち消してもくれるでしょう。上階との昇降にオープン階段を設置することは日々の家族の暮らしを変えていきます。家族が上り下りするのを眺めることが日常の風景となっていくからです。オープン階段を設置する際には、ストレートなタイプを設置したり、螺旋状の階段を備えたりするケースが多く見られます。家族の要望や敷地の広さを加味した上で、どちらのタイプを設置するかを検討していくことが大切です。

オープン階段を設置する際に注意するべきこと

オープン階段の設置を検討する際には、事前に注意するべきことを意識しておくことが欠かせません。住宅建築を考える際に、最初に考えなくてはいけない事項に、建築費が挙げられるでしょう。普通の階段とは違い、オープン階段の場合には、開放感やデザイン性を確保する代わりに、強度を確保するための特殊な工事が必要となります。施工を依頼するハウスメーカーによっても変わっていきますが、通常より数倍の工事費用を必要とすることも珍しくありません。 建築に要するコストと共に、蹴込み板がないことのリスクについても検討しなくてはいけません。小さなお子様のいる家庭だと、階段からの落下事故が起きることは致命的でしょう。建築に投じられる予算と、移り住んでからの生活を意識した上で、慎重な検討を行っていくことが大切です。

建築実例は、建物の建築を希望している人が、これから建てる住宅等をイメージするための補助として、過去の実績ある施工物件の中からテーマごとに抜粋するなど、提案要素の一つとして使用されます。